HEALTHCARE SECRET

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朝食は食べた方が良いのか?

さて、朝食をとるべきか否か。

 

先日も医療機関の忘年会で、消化器内科の専門の先生に、私は「ダイエットの要諦は朝食をとらないことだと思います」と話したところ、

 

「朝食は取った方が良い、私は必ずとりますよ」とのことでした。

 

その先生は、週末は20キロを超えるウオーキングをされて、2年間で大幅なダイエットに成功された方です。

 

朝食をとるべき論として、

 

・朝たくさん食べても太らない

・朝エネルギーを入れないと、とにかくお腹がすいて集中力が出ない

・昼や夜に食べ過ぎて結果太る

 

という論が多いと思います。

 

私は、朝食は取らない方が良いと思っています。

 

同じカロリー数としても、朝、少しでも炭水化物を入れると、ダイエット効果が落ちてしまうと感じてしまいます。

同時に、実際に、朝を食べない方が、頭がさえるという感覚があります。

 

以前は、大きな意思決定を伴うような会議体や、あるいは、重要なビジネス・プレゼンテーションが控えているような場合は、食事をとり、エネルギーを入れた方が、良いのではないかと、追い込まれた精神状態のときは、とにかく糖分を、という気分になりました。

 

しかし、実際、腹に何も入っていない方が、午前中のパフォーマンスが上がる気がします。

 

プレゼンテーションなどは、朝、食べていない方が、よどみなく、冷静に、行うことができると感じています。

 

また、ゴルフも、朝食べない方が、最初のハーフラウンドのスコアが良いという傾向が明らかに、なってきました。

 

以前は、陳清波という往年のレジェンドゴルファーが、アメリカに遠征した際には、朝からステーキを食べる、という伝説にふれ、朝は肉を食べる方が、ゴルフの調子が良くなると思っていました。

 

しかし、実際は、食べない方がスコアが良いのです。これまでは、午前のハーフが悪く、午後それを取り返す流れでした。それが、朝を食べないと、午前中から、スコアがまとまることがわかってきました。

 

むしろ、昼食後の方が、スコアが悪くなることが、増えてきました。

 

午後1時から、重要なプレゼンテーションのある日。

私は、朝食を抜いていました。

 

しかし、直前にやはり、エネルギー不足になったらどうしよう、かと、ふと不安になり、

 

デニッシュバー | 展開ブランド | マーメイドベーカリーパートナーズ MERMAID BAKERY PARTNERS

 

デニッシュバーという、異様にエネルギー効率の高そうなものを、買って、食べてしまいました。

 

その結果は、、、

 

食べた直後から、汗が吹き出してしましました。

だるさを感じ、集中力も切れてしまいました。

 

理由は、二つ考えられます。

 

一つは、消化のために、血流が消化管に集中し、脳にはまわらなくなったこと。

二つは、急激な血糖値の上昇を抑えるために、インスリンが大量に分泌され、逆に、低血糖状態になること。

 

良く、昼食後に眠くなるというのは、この2点が影響していると言われます。

 

そういう症状だった気がします。

 

すなわち、勝負のかかったビジネス・ミーティングの前には、食事をしてはいけないということなのです。

 

ゴルフで朝を抜いた方が調子が良いというのもそういうことかもしれません。